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  テーマ 185 主導的、積極的、能動的な立場での部下育成
         

■上司の部下に対する間違った思い込み

部下育成が苦手という上司の方のお話をお伺いすると
部下や部下育成に対し、下記のように間違った思い込みや
先入観を持っていることが多くあります。

1.上司という立場は本来部下からの希望、意見、
  相談、質問を受ける立場の存在

意見や相談、質問等がある時には部下の方から上司に
話しかけてくるもので、上司は部下から意見や相談、

質問等があった時に対応すればよい。
部下に対する上司の立場は、本来的に受動的立場の存在である。

2.仕事に対する「やる気」は部下個人の問題で、
  「やる気」のある部下は優秀な部下、「やる気」
  のない部下はだめな部下

仕事に対する「意欲、やる気」は部下の意思の問題であり、
上司にはどうすることもできないもの。

「意欲、やる気」のある部下は、仕事に対する考え方が
しっかりしている優秀な部下であり、
「意欲、やる気」のない部下は、仕事をしたくないだめな部下。

3.部下は日々の仕事の中で自分の才覚で能力を
  高め上司に認めさせるもの

部下は上司から指示された仕事を行う中で、
自分の責任と努力で知恵を出して仕事を行い、

上司から高い評価を受け認めさせるもの。
部下の成長は本来的には部下自身の問題であり
上司が関与するものでない。

実際の現場では、部下に対して1~3のような考え、
先入観を持ち、部下育成を行い、自分の部下は

「責任感がない、やる気がない、指示待ち、報連相がない、
勝手に判断する、言い訳ばかりする」

という不満を持っている上司の方が多いのが現状です。

もし1~3が正解ということになると上司の
存在は必要なくなります。

本来的に部下の育成は、
「部下のやりがいのある仕事とモチベーション」をつくるべく、

上司が「主導的、積極的、能動的立場」で責任を
持って進めていくべきものです。

■上司の主導的、積極的、能動的な行動、
 コミュニケーションが部下を成長させる

リーダーシップ論の第一人者であるニューヨーク州立大学
ビンガム校の心理学者バーナード・バス氏によれば
リーダーシップは、下記のように定義されております。

-----
「リーダーシップとは、状況あるいはメンバーの認識・期待の
構成・再構成がしばしば行われる(二人以上のメンバーから成る)
グループにおける、メンバー間の相互作用のことである。

この場合リーダーとは「変化」を与える人、すなわち他者に対して
(その他者がリーダーに影響を与える以上に)、
影響を与える人のことを指す。

グループ内のある人が他メンバーのモチベーション・能力を
修正する時、それをリーダーシップという。」

-----
*出所 「世界標準の経営理論」入山章栄著 ダイヤモンド社
 2019年12月12日発売

実務的には、上司の方が、部下の育成を行うことにより
獲得すべき成果は、職場において、
「部下の能力、モチベーションを高めよりすぐれた人材に成長させる」ことです。
上司が受け身の姿勢では、決して部下が成長することはありません。

上司の主導的、積極的、能動的立場での部下の
「目標設定、部下とのコミュニケーション」が部下育成には必要です。